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作品の初期行程3 ベース板の補強

私の作品は、下書き段階での平行線や直角の交わりがより正確に行われる事を理想とします。

以前は画材店で販売しているシナベニヤの木枠付きパネルをベースの板に利用していました。
しかしそのパネルは良くみると面がねじれています。
そして、大きな版になるほど捻れの度合いは大きくなります。
また、直角四角形に見えていますが正確ではありません。

ホームセンターで売っている12〜15mm厚のシナベニヤ材を利用していた事もありました。
しかし、これは表面のシナ材が突き板のため、水を多く含ませた塗りの作業を繰り返した場合、ベースの板から突き板が剥がれてくる事がありました。
適度な重量で良い板なのですが、大きな作品の時は使うのを止めました。

現在、一番多く使うのはMDF板と言う名称の合板です。漢字にすると中質繊維板となります。
簡単に言うと、木の繊維を接着剤と共に圧縮して板状にした物です。木目は無く真っ平らです。
これをホームセンターで希望のサイズにカットしてもらいます。
大型の電動ノコで瞬時に正確にカットしてもらう事が出来て作品作りには理想的です。
他の木材と比べて重いので、あまり厚い板は大きな作品は壁掛けには不向きになります。
そこで、9〜15mm位の厚みの板を作品によって使い分け、大きな作品は裏面をアルミの角材で補強します。
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今回は、断面25mm角のアルミ角材を作品の上下に設置します。
ベース板の裏面四方もベース板と同じMDFの細い角材で補強します。
画像は補強材をビス止めする前の仮置きの状態です。
上部の、断面がL型のアルミ材は作品を壁面に掛ける時のフックの受けです。
これで、作品の右から左までどこにでもフックを引っ掛けられるようになります。

こうする事で建物壁面内の芯材のあるところに的確にフックを取り付けられるようになります。

これで作品制作の初期行程は終了です。
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by gaal-gaal | 2011-01-13 00:19 | G.A.A.L | Comments(0)
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